読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

私のフリーノート

本のレビューや気になることを自由に書き綴っているブログです。

「これでいい」と心から思える生き方 の本の感想

私は結構よく自己啓発本や人生の本、考え方の本など読んでいます。色々なことに対して悩んだり迷ったりすることが多く、自分ひとりで考えてりると悪い方向にばかり考えてしまうので、そういうときは本を読むと新しい発想に触れることができ、負のループから抜け出せることもあります。
 気持ちがすごく落ち込んでいる時に読んだ、野口嘉則  著の『「これでいい」と心から思える生き方』という本が良かったので書評を書いてみたいと思います。

本の概要

本書で提案する生き方は、悩みや迷いがまったく消えてしまうような生き方ではありません。 悩みや迷いを抱えていても、思いどおりにならないことがあっても、辛いことや悲しいことがあっても、どんなときも自分の人生を「これでいい」と受け入れて、今この瞬間を自分らしく輝いて生きる生き方なのです。

 プロローグより

書評

よくあるタイプの自己啓発本とちょっと違います。

本書の中にも「最初に誤解を防ぐためにお伝えしたいことがあります。それは本書が、ポジティブ(前向き、肯定的)な考え方や思考法を奨める本ではないということです。」と書いてあります。

多くの自己啓発本ではポジティブな考え方を奨めていて、実際にそれを実行することができれば、多分、絶大な力を発揮できるのだと思いますが、私のように心の奥深くの潜在意識から自分を肯定できないタイプの人間が無理やりポジティブな考え方を身につけるのはどこか無理が生じます。

例えば、ものすごく気持ちが落ち込んでいて何もやる気が出ないときも良くあるのですが、そういうときに「落ち込まなくて大丈夫!とにかく元気出して!」と無理やり自分を励ましてみても、実際には疲れきって落ち込んでいるので余計にしんどくなってしまいます。

それよりは「気持ちが落ち込んでいてやる気が出ないんだよね。疲れているんだよね。」って感じで、どんな状況でもそのままの自分を受け入れて、自分に寄り添ってあげるほうが、かえって気力が回復してきたりします。

この本では、自我をしっかり確立する生き方を提案しています。表面的な自己啓発ではなくて、自分という大地に根を張って生きる生き方です。

自分の気持ちを大切にする具体的な方法も紹介されています。他人の目を気にしすぎて自分のやりたいことを我慢したり、他人に自分の気持ちを押し付けたりすることって、私はよくやってしまうのですが、この本では自分を大切に他人の目を気にすることなく自分を貫いて、相手のことも尊重できるようになる、そんな豊かな人間関係の築きかたが書かれています。

とはいえ、元々の性格を変えるのは難しいのですが、この本に書かれている方法を実行していけば、自分を大切にしながら、他の人のことも尊重することができるようになると思います。

著者の野口嘉則さんは元々、内気なタイプの人で人間関係にも苦労していたようなので、そういうタイプの人にも役立つ考え方が沢山書かれていると思います。

うつ状態のときでも無理なく読める本でした。

あと、この本の中で沢山の別の本が紹介されているので、それらの本も読んでみたいと思いました。
1冊でけっこう内容が盛りだくさんの本だと思います。

 

「これでいい」と心から思える生き方
野口嘉則

amazonで見る
楽天ブックスで見る