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私のフリーノート

本のレビューや気になることを自由に書き綴っているブログです。

官邸ドローン事件の犯人の漫画を読だら、かなり面白かった。

漫画

ドローン事件の犯人の漫画が「ニコニコ静画」で公開されているというので、早速読んでみました。

headlines.yahoo.co.jp

「ハローワーカー」と「禁老区」の内容と感想

ネタバレを含んでいるのでご注意ください。

読んだ感想ですが、率直にすごい才能があると思いました。
絵は独特のタッチで描かれていて、まだプロレベルにはもう少し練習が必要かもしれませんが、味のあるイラストで登場人物の表情の描き方やコマの割り振りもとても上手だと思います。

話は「ハローワーカー」とその続編の「禁老区」の2部構成になっています。

話の内容ですが、中卒のフリーターの男性が、彼女の妊娠をきっかけに就職活動を始めてハローワークに通います。
そこで、ある女の人に「国家公務員にならない?」と声をかけられます。

その仕事の内容とは、老人を駆除するというものでした。
失業者を雇用し、老人を駆除。高齢者にかかる福祉、医療、年金などの費用を削減、そして出産、育児、教育に活用する。
という国の政策です。


続編の「禁老区」では首都圏の高齢者の「老人刈り」を完了した部隊が地方に侵攻します。駆除しようとした高齢者3人に姫路城の天守閣内に逃げられ、3人は天守閣から老人駆除法の廃止を訴えるという内容です。

ハローワーカーが30ページ、禁老区が32ページなので短い話なのですが、社会の問題が凝縮されていて、読んでいてなかなか考えさせられます。

ヤンマガとかに送って落選したらしいのですが、よくできた話だと思います。
だけど、話の内容的に倫理的なことで普通の漫画雑誌には掲載するのは難しいかも…

殺人のシーンがけっこうあるので、グロが苦手な人は見ないほうがいいです。
私もグロは苦手ですが、絵のタッチのせいか、そこまでは怖くなくて、なんとか直視はできました。

興味のある方は「ハローワーカー」とか作者名の「Yasprey」で検索して「ニコニコ静画」で読むことができます。

社会の色々な問題について、考えさせられるよいきっかけになりました。