読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

私のフリーノート

本のレビューや気になることを自由に書き綴っているブログです。

とある休日の午後、美味しいコーヒーを飲みながら…思いを巡らせて

暮らし

喫茶店

とある休日のどうでもよい話です。でも、自分にとっては印象に残る日だったので日記的な感じで書き留めておきます。

家の近所にいつもよく前を通りがかる喫茶店があり、もう何年も前からずっと気になっていました。こじんまりとした小さな喫茶店で、歴史ある雰囲気のレトロな外観が印象的です。

小さな窓ガラス越しに、いつも店内をチラッと覗いていました。窓ガラスが少し曇っているので、中の雰囲気がハッキリとは見えませんが、外観の雰囲気そののままの落ち着いた感じの空間のよう…。

「コーヒーもきっと美味しいんだろうなぁ…」と思いながら、いつも入る勇気がでませんでした。私は1人でお店に入るのは平気なタイプなので、「1人居酒屋」も「1人カラオケ」も全然平気なんですが…。どうもマスターが1人のお店に入るのだけが苦手です。

以前に1人でバーに行ってみたところ、マスターが沢山話しかけてくれて…気持ちはありがたかったのですが、人見知りな私にとってはとても気疲れをした記憶があります。良い雰囲気のお店で1人でひっそりと美味しいお酒を飲みたかっただけなのですが、バーっていうのは1人で行くと、もしかしたら店員さんが気を利かせて話しかけてくれる場所なのかもしれません…。

そういうわけで、私はどうもマスターが1人のお店に入るのが苦手です。人間嫌いなわけじゃないのですが、自意識過剰すぎるのか、もしくは人見知りなんだと思います。

ところが今日はなぜか、例の喫茶店の前を通りがかったとき店内に吸い込まれるようにして入ってみました。中の雰囲気は想像していた通り、レトロでとっても落ち着く素敵な雰囲気です。そしてお店の雰囲気ぴったりの、いいムードの落ち着く洋楽がかかっていました。

しかし、お店には他のお客さんがおらず、マスターと私の2人っきりです。勇気を出して入ってみたものの、ちょっと緊張してきました…。メニュー表を見ると、コーヒーだけでも凄く沢山の種類がありました。コーヒーの種類なんてカフェラテとカフェオレぐらいしか知りません…。

よくわからないので、最もメジャーそうな「ブレンドコーヒー」を注文してみました。するとマスターが「カップを選んでください」と言いました。『「カップを選ぶ…?」とは一体どういうこと?』と私の頭にはてなマークが浮かびました。マスターの視線の先をたどってみると、全部デザインの違う沢山のコーヒーカップがあったのです。

『なんと!カップまで選べるなんて、なんというこだわりよう!』と感心した私ですが、頭が回らないので、適当なカップを選びました。どれも素敵なカップで迷い出したら時間がかかるので、インスピレーションで適当なのにしました。

そして注文後にマスターが豆をひいている気配が…。手持無沙汰だったのでスマホを見ながら待っていました。5分ぐらい経ったでしょうか…とってもオシャレなレトロなコーヒーカップが目の前に置かれました。

そしてコーヒーの良い香りが…。コーヒーの良し悪しなんて全然わからない私ですが、本当に良い香りでうっとりしました。私がコーヒーの香りに悩殺されていると、マスターが音楽の機械をいじりだしました。レコードでしょうか…?はっきりとは見えませんでした。

そして、今度は音楽がしっとりとした雰囲気のジャズに変わりました。『もしや、この音楽のチョイスは、私の選んだブレンドコーヒーに合った雰囲気の音楽なのかしら?それとも私の雰囲気に合わせてのマスターの選曲だったりして…。それか、マスターの今の気持ちにあった選曲かな…。』と勝手に思いを巡らせていました。

コーヒーを飲んでみると『激ウマ‼』コーヒーの味なんて全然わからない私でも分かるぐらい美味しいコーヒーでした。良い雰囲気の店内で、美味しいコーヒーを飲みながら、いい音楽を聴く…。『なんて、贅沢で幸せな時間なんだろうか‼』とジーンと感動していました。

本当なら1日中でもその空間に浸っていたかったのですが…。だけど、やっぱりマスターと二人っきりの空間に落ち着けません。そして、結局コーヒーを飲み終えてソソクサとお店を後にしました。『どうして私ってこんなにも人見知りなんだろう。』と自分の人見知りを呪いながら…。

カフェでゆっくりくつろげるタイプの人が羨ましいです。私は用事がなくても焦ってしまって落ち着けないんですよね…。

少しは人見知りをなおしていきたいものです。そしてまた今度、ゆっくり落ち着いて美味しいコーヒーを飲みたいものです。

今日はそんな思いを巡らせた1日でした。